原因不明の出火により全焼した京都喫茶【ほんやら洞】で淹れていた珈琲豆を使用した珈琲香

京都の伝説の喫茶【ほんやら洞】とは

ほんやら洞は1972年に甲斐扶佐義、「フォークの神様」岡林信康、後の京都精華大学学長の中尾ハジメ等が京都の寺町今出川に開店した喫茶店です。

建設工事中から欧米を含め、詩人、セラピスト、芸術家等が糾合しました。

開店後は、独特のメニュー提供だけでなく、ライブ、文化講演会、自作詩朗読、個展で広範な人気を獲得しただけでなく、英仏朝鮮語教室も運営し、市民運動の事務局の役目を果たしました。

客層は、欧米の仏教研究者やアジアの老若男女まで広がり、独特な雰囲気で、京大西部講堂と二大アングラ拠点と並び称されました。

2015年1月16日原因不明の火災により焼失しましたが、甲斐扶佐義は著名な写真家として活躍中で京都木屋町にバー八文字屋を別途経営しています。

ほんやら珈琲香

ほんやら洞で甲斐扶佐義が淹れていた珈琲豆を原料として使用しています。
焚いた時に本物の珈琲の香りが楽しめる様に、従来のお香の原料である白檀の配合バランスや様々な実験を重ねました。
パッケージは甲斐扶佐義が撮影した【ほんやら洞】の写真を使用しています。
今は無き文化人達が集まる喫茶を偲ぶ香りをお楽しみ下さい。
内容量:約50本入  販売価格:2,500円(税抜価格) 

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ほんやら洞の経営者 世界的な写真家 甲斐扶佐義

1949年大分市生。11歳で写真開始。1968年同志社大学政治学科入学、即除籍。
1972年仲間と共に喫茶「ほんやら洞」開店。1977年写真集「京都出町」出版。1978年米国エバーグリーン大学で写真展。1985年バー「八文字屋」開店。
2009年京都美術文化賞受賞、2014年パリ・ボザール展ジャン・ラリヴィエール賞受賞。
2023年第41回京都府文化賞受賞

甲斐扶佐義は著名な写真家として活躍中で京都木屋町にバー八文字屋を別途経営しています。

京都木屋町のバー【八文字屋】

60年代の雰囲気が漂う京都のディープなバーです。
店内には、無造作にレコードや本・写真集などが置かれています。

言葉では説明できない、京都おの奥深さを感じるバーです。

私がお伺いした時にも、ハワイから甲斐さんの写真展を開きたいという方や、メディアの方、フランスの留学生の方なとが来られていました。

八文字屋 詳細

住所:京都府京都市中京区木屋町通四条上ル鍋屋町209-3 木屋町岡本ビル3F
電話:075-256-1731
営業時間:18:00頃~深夜
最寄り駅:阪急 河原町駅、京阪 祇園四条駅より徒歩3分