大本山 石山寺
石山寺は、琵琶湖の西岸に広がる東寺真言宗の大本山です。
「石山寺縁起絵巻」によると、747年の聖武天皇の勅願を受けて創建されました。
平安時代には(京都の清水寺)(奈良の長谷寺)と並び三観音と云われていました。
当時は平安貴族や文学者が参拝する【石山詣】が盛んであったそうです。
大河ドラマ【光る君】の紫式部のお寺
2024年大河ドラマ【光る君】は平安時代に千年の時を超えるベストセラー(源氏物語)を書き上げた紫式部のお話ですが、紫式部が源氏物語の着想を得たのが石山寺です。
紫式部は、愛しの藤原道長からの依頼により宮中の新しい物語を書く為に石山寺に参籠をしていたと云われます。
その時に石山寺から見える琵琶湖の湖面に映る十五夜の名月を眺めながら、都から須磨の地に流された貴公子が月を見て恋しく思う場面を着想し、今宵は十五夜なりけりと書き出したのが源氏物語の始まりとされています。
世界文学の第一に挙げられる物語は、石山寺より誕生しました。
本堂の一角にある(源氏の間)は紫式部が源氏物語を書き下ろした部屋と云われています。
塗るお香 しきぶ
大本山石山寺の紫式部の塗香を作成させて頂きました。
表面パッケージの(塗るお香 しきぶ)の文字は、石山寺第53世座主鷲尾龍華様に書いて頂いております。
聡明で美しい紫式部を表現した、甘く華やかな香りの塗香です。
古来より様々な功徳が伝わる塗香ですので、学問・礼拝の前に心身をお清めください。
※塗香とは、心身を清める為に使用する粉末のお香です。 体温により仄かに香りが立ち上がります。
紫式部の塗香は本堂にて販売しております。
石山寺まで是非お越し下さい。