ノスタルジア

古い仏壇・仏具を加工し、小型の手元供養台にアップサイクル

近年、生活様式や住宅事情の変化、高齢者施設への入居などの理由で、仏壇の処分ニーズが増加しています。

その際、「仏壇をただ廃棄するのではなく、若い世代の新居や高齢者施設でも手元に置いておける形に変えら れないか」といった相談が ichi に寄せられるようになりました。

また、古い仏壇は先祖からの思いが受け継がれていることや、縞黒檀・本紫檀・屋久杉など現代では入手が 困難となった貴重な木材が多く使用されております。

そこで、太洋木材市場の持つ加工技術に着目し、古い仏壇に使われている木材をレーザー加工機などを用い て、福祉施設やマンションなどでも安置しやすい形状・デザインの手元供養台として仕立て直すサービス「ノスタ ルジア」を企画しました。

ノスタルジア

住宅事情などにより処分することになったお仏壇の部品の一部を加工します。

安置される場所のスペースなどのご要望に合わせて、仏壇を部位や木質ごとに分解し、必要なパーツを作成します。

レーザー加工機で細かな意 匠を加え、組み立てると、唯一無二のオリジナルな手元供養台が完成します。

ノスタルジアは、お香製造・寺院用品販売の 株式会社一と、木材 製材のMoku-ichi(株式会社大洋木材市場)による、古い仏壇・仏具を 手元供養用の飾り台として”アップサイクル”(創造的再利用)するサービスです。

Moku-ichi 大洋木材市場

昭和 6 年、木材小売店からはじまった太洋木材グループです。

2016 年、専門的な木工道具や旋盤、複雑な形状の加工が可能なレーザー加工機を備えた工場を作り『Moku-ichi』と名付けた新しい商品開発企画をスタートしました。

手触り・香り・木目の美しさ、1点として同じものがない「一期一会」であることなど「木と人をつなぐ ものづくり」をテーマに、様々な木製品を開発しています。

Moku-ichi