最強の厄除けと病封じの香積寺の節分祭

節分と地域性

節分とは「鬼は外、福は内」と豆をまいて厄払いをし、その年の無病息災を祈る日本の伝統行事です。

始まりは、古代中国で行われていた追儺(ついな)という風習が飛鳥時代に日本に伝わり、江戸時代には豆まきとして定着したと云われています。

この節分祭には地域性があり、各県により行い方も異なります。

参考までに下記にまとめてみました。

北海道 大豆ではなく落花生を巻く

渡辺の姓は豆を撒かない⁉︎ 平安時代に鬼退治をした渡辺という武将がいた為

鬼子母神を祀る地域は鬼を招き入れる

群馬県は「福は内、鬼は内」 鬼が投げた岩で出来た街もあり鬼が良いとされる為

愛媛県東温市 香積寺の節分祭

テレビ愛媛の放送

病封じのコンニャク炊き

香積寺の節分祭ではコンニャクを炊き出します。

これは御大師様が来られた約1200年前に、コンニャクでお接待したという言い伝えが残ることからだそうです。

コンニャクは昔では(胃のほうき)と云われ,お腹の中をl綺麗にする為に節分などの行事の際に食べられていたそうです。

厄落としのカワラケ割り

厄落としのカワラケ割は、カワラケを身代わりの人形的なものと見なし、自身の厄を憑かせて鬼に砕いてもらうことで、厄を祓うという風習が由来となっています。

祈願カワラケに名前を数え年を記入して鬼に割ってもらいます。

香積寺の御本尊である隻手薬師様が鬼の姿となり、瓦を割る事により厄を祓います。

非常に見応えがありますので、是非お越し下さい。

秘仏 張子大師の御開帳(節分祭限定)

写真の張子大師様は御前立ちです。

張子大師はお大師職のお母様の手紙と弟子達の写経によって造られた日本に一つしかない特別な御仏像です。

昭和五十六年に京都 世界遺産 真言宗総本山 東寺より勧請されました。 

張子大師は奥の院にお祠りされ、毎年二月の節分の日に御開帳され参拝することが出来ます。

香積寺アクセス

住所 〒791-0212 愛媛県東温市田窪1504

TEL 089-964-2264

香積寺HP