四国八十八ヶ所霊場 出釋迦寺の金木犀香

四国八十八ヶ所霊場の第七十三番札所 出釋迦寺様のお香(金木犀香)が完成しました。
昨年、金木犀の塗香を作らせて頂きたことが好評でしたので、お線香も作成する事となりました。
お部屋用利用もできるお香で、火をつけると特徴的な優しく甘い香りが広がります。

高級白檀など甘味のある植物を原料としているので、濃度の濃い高級お香になります。

金木犀の塗香

出釈迦寺とは

出釋迦寺様は、弘法大師様の伝説のひとつ「捨身ヶ嶽」縁起にゆかりがあるお寺です。
弘法大師様が真魚と呼ばれていた7歳の時に、我拝師山に登り「私は将来仏門に入り、仏の教えを広めて多くの人を救いたい。私の願いが叶うなら釈迦如来よ、姿を現したまえ。もし叶わぬのなら一命を捨ててこの身を諸仏に捧げる」と、断崖絶壁から身を投じたそうです。
すると紫色の雲が湧き、釈迦如来と羽衣をまとった天女が舞い降り、雲の中で弘法大師を抱きとめました。弘法大師様は、釈迦如来が現われた山を「我拝師山」名づけ、その山に出釈迦寺を建立し、釈迦如来の尊像を刻んで本尊としたそうです。