平賀源内先生は、江戸時代に香木である伽羅を原材料とした櫛を開発し、当時は【源内櫛】と呼ばれていました。
そのストーリーをモチーフとして作成した文香が【源内香】です。
平賀源内先生は本草学者としても有名であった事から、平賀源内旧邸薬草園にあるジュズダマや白檀などで調合し、梅の香り付けをした文香です。
台紙の櫛の部分を引き抜くと文香となります。
お財布・名刺入れ・小物入れ・箪笥などに同封する事により、紙や布に香りが移ります。
平賀源内記念館と株式会社一のオンラインショップにて販売をしております。
※上代990円 平賀源内記念館 株式会社一オンラインショップ
平賀源内とは
江戸時代の奇才平賀源内は、享保13年(1728)高松藩のお蔵番の子として現在のさぬき市志度(旧志度町)で生まれました。
「土用の丑の日」にうなぎを食べる風習を広めた事が有名でり、他にも様々な発明・活動をしていました。
天狗の掛軸に御神酒を御供すると天狗の顔が赤く変わる仕掛けの【御神酒天神】や、摩擦を利用した静電気の発生装置である【エレキテル】を開発した事で有名です。
今でいうライターも当時すでに発明したそうですが、あまり流行らなかったそうです。
本草学者としても活躍し、薬品会を開いたり【物類品隲】と呼ばれる博物学書を発行しています。
今の志度の平賀源内旧邸には薬草園があります。
また高松市栗林公園にも1784年から約100年間薬草園があり、平賀源内が初代薬園頭を務めていました。
源内香の詳細
平賀源内先生は1776年に香木である伽羅を原材料とした櫛【源内櫛】を売り出しました。
沈香の最高級品である伽羅(上記写真)は、常温でも仄かに芳しい香りがします。
源内櫛は、伽羅に銀の覆輪がかけられていた事が特徴であり、覆輪が梅の紋様であった事から【菅原櫛】とも呼ばれていました。
このストーリーと、平賀源内先生が本草学者であった事から、平賀源内薬草園のジュズダマ(下記写真)と白檀等の香木と梅の香りで作成した文香となります。
平賀源内記念館で販売
平賀源内記念館は、博物学者・アーティスト・エンジニアとして多方面に活躍した業績・ゆかり の品々を展示する記念館です。
9時〜17時の営業時間となり、月曜日が休肝日です。
源内香の香りを聞く事もできますので是非お越しください。
※平賀源内記念館では源内香は900円で販売しております。
住所 〒769-2101. 香川県さぬき市志度587-1
電話番号087-894-1684