塗香(ずこう)とは
塗香とは、粉末状の御香であり、体に擦り込むことにより心身が清まると伝えられています。
最も古いお香とも云われています。
元々インドでは、現代人のように頻繁にお風呂に入れたわけでは無かったので、体臭対策や虫除けとして、殺菌性の高い生薬の粉末を身体に塗っていたのではないかとも推測されます。
塗香には様々な功徳があると云われていて、私も以前お寺様から、車椅子の方が参拝に来られた時に仏教のお話をして塗香を足に塗ると、途端に立ち上がり数歩あるけたというお話も聞いたことがあリます。
塗香の作り方
塗香の極秘の簡易調合表を公開します。
白檀3、5g
藿香1,8g
桂皮1,8g
丁子1,2g
大茴香0,5g
龍脳0,7g
山奈0.5g
この調合でハカリを使い、計測して混ぜ合わせます。
均一の色になるまで混ぜ合わせた後はザルで2回振るい固まっている龍脳を潰します。